おうち英語に興味はあるけれど…
「いつから始めればいい?」
「赤ちゃんでも効果がある?」
と不安に思っていませんか?
英語教育の研究者(元子ども英語講師&保育士資格有)のアイハーブママYukaが
おうち英語の始め方や0歳からの英語育児のメリットについて、やさしく解説します。
私自身、英語講師として0歳児クラスを担当していたにも関わらず、自分の子どもとなると、なぜか慎重になりました。
「教えなきゃ」「成果を出さなきゃ」と力が入ってしまう。
だからこそ、たくさんの本を読み、専門家や先輩ママパパさんの声に耳を傾けました。
最終的にたどり着いた答えは──
英語育児(おうち英語)は、教育ではなく親子のふれあいのひとつにすればいい。
というシンプルなものでした。
この記事では、お腹の中~0歳のうちに英語をはじめた私の体験と、信頼できる書籍情報をもとに
「いつからどう始めればよいか」をやさしく解説していきます。


「今うちの子、もう2歳(3歳)だけど…遅いのかな?」と思ったママパパも大丈夫。
実際には何歳から始めても、遅すぎるということはありません。
それぞれの年齢に合った英語学習へのアプローチ方法があります。
ただ、0歳から始めた場合のメリットや親の心構えを知っておくと、途中からでも軌道修正しやすいのです。
お子さんの年齢が高く不安を感じているママパパさんは、以下の船津先生の書籍を参考に
おうち英語をスタートしてみることをおすすめします。
おうち英語は0歳からが効果的?赤ちゃんに英語を聞かせるメリット【脳科学で解説】
「英語ってやっぱり早く始めたほうがいいの?」
結論から言えば、Yes。
そしてその理由には、しっかりとした脳科学の裏付けがあります。
茂木健一郎さんの著書『5歳までにやっておきたい 英語が得意な脳の育て方』では、
- 赤ちゃんの脳の回路は0歳から活発に発達し、言語の音を大量に吸収できること
- 日本語と英語の音の数の違い(日本語=英語の1/16)
- 英語を早くから聴くことで聞き分ける力=耳の感度が育つこと
が詳しく解説されています。
つまり、赤ちゃんの耳は、今この瞬間が一番柔らかく、吸収力が高い!
英語を早くから聴かせることで、英語特有のリズムやイントネーションにも敏感になり、聞き取る力や発音の土台も築かれていきます。
おうち英語で日本語は遅れる?英語と日本語の両立に関する疑問を解消!
「早く英語を始めると、日本語が遅れるって本当?」
「英語と日本語の両立って本当にできるの?」と心配になりますよね。
最初は私もそうでした。
結論から言うと、バイリンガル育児でも、日常生活で日本語をしっかり話していれば、日本語の発達が遅れることはほとんどありません。
脳科学者の茂木先生はこう断言しています:
(早い段階で英語に触れることで日本語の習得が不完全になる、日本語での論理的思考が未発達になるかどうかという問いに対して…)
「まったく問題ありません!」これが、脳科学者としての私の意見です。
引用:5歳までにやっておきたい 英語が得意な脳の育て方
バイリンガルで育った子どもたちが言語混乱するどころか、むしろ両方の言語能力をバランスよく伸ばしているという事例が世界中にあります。
そして、英語と日本語の両方を学ぶことで、むしろ脳の柔軟性や論理的思考力、記憶力がアップする可能性もある
とされています。
つまり、英語を早くから始めることは
日本語の妨げになるどころか、将来的には思考力の幅を広げる武器になるかもしれないのです。
おうち英語の始め方|0歳から始めたいママにおすすめの本と実践ポイント3選
1. プロの視点をもとにした信頼できる本を選ぶ
おすすめの1冊目は、小田せつこさんの『子どもの未来を広げるおやこえいご』。
- 英語教育の専門家で大学教授
- ご自身のお子さん2人をバイリンガルに育てた経験
- 自宅でできる方法(無料動画やアプリ活用など)を多数紹介
- 月齢別、年齢別のおすすめの英語歌や遊び方が動画で観られる付録付き!←おすすめ!
この本の魅力は、宣伝色がないところ。
教材販売などを目的としていないため、親として「本当に知りたかった」情報が詰まっています。
さらに、「今どきの親子の生活スタイルに合わせた提案」が豊富で、忙しいママでもすぐ実践できる工夫が盛り込まれています。
2. いろんな家庭のおうち英語方法を知りたいなら
4人のバイリンガル子育て実践者のインタビューが詰まった『おうちでほぼバイリンガルの育て方』もおすすめ。
おうち英語界隈で著名な4人のリアルな子育てメソッドが紹介されています☺
- 喜田悦子さん(ベビーパーク英語育児責任者)
- 廣津留真理さん(娘がハーバード大学卒・ひろつる式主宰)
- 小田せつこさん(前出) など
家庭ごとに異なるスタイルやペースで進められているので、自分のライフスタイルに合った英語育児のヒントが見つかります。
3. 科学的根拠を重視するなら
先ほど紹介した脳科学者茂木健一郎氏の『5歳までにやっておきたい 英語が得意な脳の育て方』
国際的に活躍するバイリンガル筆者が、英語教育のメリットや、脳科学的にOK・NGな幼児期の英語アプローチについてわかりやすく解説した一冊。
Q&A形式でボリュームも少なく、さらりと読めます。
「目から鱗!」な内容もあれば、「それもう知ってるよ〜」という情報も正直ありますが(笑)
その一つひとつに脳科学の視点から補足があり、納得感があります。
「英語ができると将来こんなに可能性が広がる!」という実例も多く、迷っている親御さんの背中を押してくれる内容です。
タイトルは「5歳まで」とありますが、小学生以降の家庭での英語環境づくりにも触れています。
後半では、著者のケンブリッジ大学での経験を交えつつ、世界で活躍するための視点や教育のヒントが綴られており、非常に刺激を受けました。
「勉強」ではなく「遊び」のように、親子で英語を楽しむことが最も効果的
という姿勢に、肩の力がふっと抜けるママも多いはずです。
実践記録との連携で学びを深めよう
「いつから始めるのがよいか」がわかったら、次は実際にどうやったのか、他の家庭の体験をのぞいてみたくなりませんか?
👉 実際に0歳から取り組んだ体験記はこちら↓おうち英語はいつから?0〜1歳の月齢別記録記事へ


こちらでは月齢ごとの実践内容をくわしく紹介しています。
0歳の赤ちゃんは「英語耳」が育ちやすく、英語の聞き流しやリズムのある歌を取り入れるだけでも、自然と音に慣れていきます。
0歳からのおうち英語|よくある質問(FAQ)
Q1. 0歳から英語を始めたら日本語は遅れませんか?
A. 脳科学の観点からは「まったく問題なし」。



脳科学者茂木氏によると問題ないとのことですが、英語だけで生活してしまうと当然日本語は遅れると想像できますよね。日々の日本語の語りかけが大事です!
Q2. 教材を買わなきゃ始められないの?
A. おうち英語は英語教材がなくても始められます無料のYouTubeチャンネルや絵本読み聞かせでも十分。まずは身近なものから始めましょう。
Q3. 親が英語が苦手でもできますか?
A. 問題ありません。親子で一緒に楽しむことが英語の第一歩です!
Q4. 英語と日本語、どちらを優先すべき?
A. どちらも大切。日常生活では日本語を、遊びやふれあいで英語を自然に取り入れるのがおすすめです。
【まとめ】おうち英語はいつから?0歳から始める方法と安心スタートのコツ
おうち英語は何から始めたらいいの?と悩むママやパパは多いもの。
まず0歳から始めた家庭のリアルな体験談や、英語育児のメリットに触れてみるのがおすすめです。
実は、おうち英語に高額な教材やネイティブ並みの英語力は必要ありません。
最初のステップとして大切なのは、「正しい知識」を手に入れること。
信頼できる書籍や情報源から学ぶことで、ムダな出費を防ぎつつ、安心してスタートできます。
コスパも安心感も大切にしたいなら、まずは情報収集から始めましょう。



教材販売者の宣伝文句ではなく、実際におうち英語に成功している方の書籍やブログが参考になりますよ。
赤ちゃんとの英語タイムを、絵本や音楽、動画を通じて「ふれあいの時間」に変えていきたいですね。
親子で笑って楽しむ時間が、結果として英語力につながります。
「いつから?」と悩んでいる方は、今この瞬間がベストタイミングかもしれませんよ☺
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