胎教に英語は効果ある?脳科学・医学・育児本から見えてきた本当のメリット

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「英語の胎教って意味あるのかな?」

妊娠中、YouTubeやSNSで「妊娠中に英語の歌をかけ流しておくといいよ!」という声を見かけても、

「実際どうなの?根拠あるの?」と疑問に感じた方も多いはず。

私もその一人でした。

そこで、子ども専門の英語教室の講師だった私は、信頼できそうな書籍(脳科学や胎教、ことばの発達について書かれてある育児書からスピリチュアルまで!)

10冊程度選び、さらにTEDトークも視聴して、自分なりに答えを探してみたところ…

結論はこうでした:

胎教としての英語が「直接的な英語力アップ」につながる明確なエビデンスはなし。

ただし、母親自身の声がお腹の赤ちゃんに届くため、言語の土台づくりには意味がある


英語胎教をすることで、直接的に英語力を伸ばすという明確な科学的根拠は、現時点では存在していません

しかし、だからといって無意味かというと、そうではありません。

目次

なぜ「英語胎教=英語力がつく」とは言えないのか?

胎児が音を聞き分け、母親の声やリズムを記憶する力を持っていることは、TEDトークや複数の研究からも明らかになっています。
例えばTEDのプレゼンでは:

  • 胎児は母親の声を他の声と区別している
  • 出生後も、母胎内で聴いた本や音楽に反応する
  • 味覚や嗅覚さえも、母体を通じて学習する

など、胎児期からすでに「五感を通じて学習している」ことが示されています。

また、『内なるドクター』では、胎児が母親の感情や声の振動に反応することが強調されており、『0〜3歳 はじめてのことば』でも、母親の声を聞くことが言語獲得の土台になると述べられています。

ですが——ここで重要なのは、胎児が「日本語か英語か」を聞き分けて学習しているわけではないということです。

胎児期に学んでいるのは、あくまで:

  • 音のリズム
  • 声の高低
  • 母親の話し方や情動

つまり、「言語そのもの」ではなく、「言語を学ぶための前提条件」なのです。

参考にした本、Youtube動画

アニー・マーフィー・ポールのTEDトーク「What we learn before we’re born」

妊婦の思考、感情や霊的態度が与える影響・・・子どもがお腹にいる時期に、両親がどのように感じ、考え、話し、行動しているかが、赤ん坊がどんな子になるのか、どのように人生を生き抜くかまでも左右する。
出典:「内なるドクター」グラディス・テイラー・マクギャレイ医学博士著

母親の声を覚えるメリットは、出生後、雑音の多い環境の中で、ことばに注目する土台を提供できることだと考えられています。中略 言語を学ぶための基礎がこの時期から始まっていることは、驚くべきことです。
出典:0~3さいはじめてのことば 小林哲生著

胎児は音が聞こえていて、赤ちゃんは胎内で聞いていた音に好反応を示す
 引用元:「好き」になるからぐんぐん伸びる0~8歳までの子ども英語

胎児期からの英語環境が、脳の言語領域に好影響
引用元:私立大学退職金財団「避けるべきは『セミリンガル』間違いだらけの語学教育」
URL:https://www.shidai-tai.or.jp/topics_detail8/id=1117


胎教として英語を取り入れるなら?ママの声×英語=最高の音環境に

胎児の頃からすでに「音」を学んでいることは、脳科学の視点からも裏付けられています。

脳科学者・瀧靖之氏の著書『100万人が信頼した脳科学者の絶対賢い子になる子育てバイブル』では、こう語られています。

「胎児期は五感の“土台づくり”の時期。とくに聴覚は大切で、ママの語りかけが脳の発達に影響します」

さらに、赤ちゃんは胎内ですでに外界の音のパターンに反応しており、
言葉や音楽へのふれあいが脳の柔軟性(可塑性)を高めることもわかっています。

つまり、英語か日本語かに関係なく、「ママの声で言葉が届けられること」が、胎児にとって最も安心できる「音の学習環境」になるのです。

英語のCDより、ママの“楽しそうな声”が効果的

英語のCDをただ聞かせるよりも、ママが楽しんで好きな洋楽のCDを聞いたり(歌ったり)

英語の絵本を読み聞かせる方が、胎児にとっては有意義な体験のようです。

石川憲彦医師の『「習いごと」取り扱い説明書』にもあるように、

親がいい気分にならなければ、こどもにいいわけないのです。

出典:「習い事」取り扱い説明書 児童精神神経科医 石川憲彦著

子どもにとって最初の教育は“環境そのもの”。

英語を聞かせることが“義務”になってしまっては、本末転倒です。


参考程度に読んだ書籍:エビデンスは弱いがモチベーションに◎

科学的な裏付けがやや乏しいものの、ユニークな主張で印象に残った本も2冊ご紹介します。

🌀七田眞『驚異の胎教』

「右脳の発達を促す」として、イメージトレーニングや音楽、英語の語りかけを推奨。ただし、具体的な科学的根拠は薄めです。

🌟ジツコ・スセディック『胎児はみんな天才だ』

胎教でIQが高くなった子どもたちを紹介。“こういう考えもある”程度の参考に留めておくのがおすすめです。

まとめ①:英語胎教に効果があるとすれば…

胎児期に英語を聞かせることが将来の英語力アップに“間接的に”つながる可能性はあります。

  • ママの声で英語のリズムや音を聞く → 生まれたあと、英語に対する「なじみ」が生まれる
  • ママが楽しい雰囲気の中で英語を聞く → 言語への興味・集中力の基礎づくりになる
  • 出生後、英語絵本や英語の歌が“懐かしい”と感じる → 習慣化がしやすくなる

まとめ②:胎教として英語を取り入れるベストな方法

英語胎教に過度な期待をせず、「好きな音楽(洋楽)を楽しむ」「英語の絵本を一緒に読む」など、ママがリラックスしてできる範囲で取り入れるのが最も効果的です。

胎児にとって何より大切なのは、「内容」ではなく、「ママの感情がこもった声です。

以下↓のブログ記事で、現在4歳で英語に抵抗ゼロに育った我が子の英語胎教記録をつづっています。

具体的にどんなことをやったのか記録しました。

参考になれば幸いです。

【この記事を書いた人】

Yuka

アイハーブ購入歴14年目のYukaです。アイハーブ公式レビューバッヂはGOLD★(300商品以上のレビュー投稿者)
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